タイル式計算モンスター

タイル式計算モンスターについて

タイル式計算モンスターは、算数の学習を支援するWebアプリケーションです。
ヒントボタンを押してタイルを表示・移動することで、数量のイメージを育みながら学習ができます。
また、モンスターを倒していく形式になっているので、楽しく学習ができます。

以下のリンクからタイル式計算モンスターを遊ぶことができます。

繰り上がりのない足し算・繰り下がりのない引き算
https://moo-htake-lab.ssl-lolipop.jp/KeisanCard/index.html
繰り上がりのある足し算・繰り下がりのない引き算
https://moo-htake-lab.ssl-lolipop.jp/Math/KeisanCard_Carry/index.html

〈使用方法に関する注意点〉

画面の説明

たしざん・ひきざん選択画面

①…足し算を選択します。
②…引き算を選択します。

レベル選択画面

①…レベルを選択します。
  ミックスの場合、全レベルの問題がランダムに出題されます。
②…たしざん・ひきざん選択画面に戻ります。

レベル開始画面

各レベルごとにモンスターが出現します。
画面のどこかをタッチもしくはクリックすると、出題・解答画面に移動します。

出題・解答画面

本アプリケーションでは、レベルごとに用意されている問題がランダム出題されます。
どのレベルでも、6問正解するとクリアとなります。

①…レベルに沿った問題を筆算の形で出題します。
②…正解した問題数を●で表示します。
③…レベル選択画面に戻ります。
④…選択したレベルを表示します。
⑤…ここにある数字パネルをタッチもしくはクリックして、答えを入力します。
⑥…押すと、ヒントとなるタイルを表示します。
  既にタイルが表示されている場合は、タイルが移動して更に答えにたどり着きやすいようにします。
  一番最後のヒントが表示されているときは、ボタンが暗転して押すことができません。
⑦…ヒントを一つ戻します。
  最初のヒントを出していない(タイルを表示していない)ときは、ボタンが暗転して押すことができません。

お願い と 先行研究の紹介

この教材は、なんとなくわかる授業研究所がアイデアを提供、仙台高等専門学校 竹島研究室(木村) が作成しました。
学校や家庭で個人が使用するのはフリーです。インターネットや研修会で紹介する場合は、なんとなくわかる授業研究所までご連絡ください。(事後でも構いません)
また、研究所ブログでは、この教材の使い方や意義、その他の教材についても紹介しています。合わせてご活用ください。

なんとなくわかる授業研究所 ブログ http://nanto79.exblog.jp
              メール nanto79★icloud.com ←★を@に変えてください

この教材は、多くの先行研究を参考にしています。感謝と敬意を込めて紹介したいと思います。
 ◆「計算を型わけする」「タイルを使う」「数量を大切にする(量の理論)」などは、遠山啓氏(1909-1979)が提唱した水道方式や数学教育協議会(http://ami.to/)の研究成果です。
 ◆板倉聖宣氏が代表を務める仮説実験授業研究会における「算数の研究」からも多くのことを学びました。
   ・「筆算での表現方法」でとくに「図でのタイルの置き方」は、荒井公毅氏(東京都:仮説実験授業研究会)の
    『たしざん・ひきざんプリント集』(上・下巻 1997年 国土社)を参考にしました。この本は何回も読み、
    様々なところで影響を受けています。
   ・「タイルを2色に色分けする」「補数を見えるようにする」というのは村上希代子氏(愛知県:仮説実験授業研究会)の
    研究成果です。詳しくは『たのしい授業』No408(仮説社2013.6)に「村上タイル」として紹介されています。
   ・「タイルの変化をアニメーション化する」「効果音などもつけてゲーム化する」のは、
    西岡明信氏(兵庫県:仮説実験授業研究会)の実践を参考にしています。

画像素材は「ぴぽや」 http://piposozai.blog78.fc2.com/
サウンド素材は「無料効果音で遊ぼう!」 http://taira-komori.jpn.org/
から使用させていただきました。